- 2008-07-30 (水) 22:34
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ソラユメ、クリアしたんで感想です。相変わらずのネタバレだらけの徒然です。
山瀬
山瀬はいい奴すぎると思う。こんなにいい奴滅多にいないと思います、まじで。初回から朝峰ルートに入っちゃったんですが、そこで真っ先にループを信じてくれた彼にものすごく感動しました。あのルートって皐月はもちろん、プレイヤーも(私は初回だったから特に)混乱してますし、さらに鈴菜の反応とかもあって誰も信用してくれないんじゃ…って思ってるタイミングで彼の発言が来ますからね。あの時の感動といったらありません。
彼のすごい所は、別に皐月だけに優しいとかじゃなくて、誰に対しても優しいところだと思うんですよね。その証拠に、水窪ルートでは皐月のことを知らないにも関わらず、誰よりも親切にしてくれたし。水窪には悪いけど、プレイしながら「もう山瀬とくっついちゃえよ! こんないい奴他にいないって!」とか思ってました。鈴菜のこともすごく気にかけてたし。
極め付けはやっぱり山瀬ルートのラストですよね。体を半分貸すって言ったときは、あまりの衝撃に呆然としつつ、その優しさにまた感動。TAKUYOのキャラってこう、困ってる人を見ると放っておけなくて、事情とか知らなくても助けてくれる、みたいな描写が多いから大好きなんですけど、彼はその中でも群を抜いていると思います。ここまでいい奴は他の作品合わせてもそうそういないと思うんだ。理由はルート内で一応説明があったけど、一族のどうのこうのとかだけじゃなくて、やっぱり山瀬本人が元々優しい子なんだろうなあ。
個別は、昔に比べて距離の開いてしまった幼馴染のなんともいえない空気感がよく出てて、大変よかったと思います。後半はお約束の連続で、なんかもう悶え死にました。思わず床を転げ回りたくなるくらい。残念だったのは、パケ裏に載ってるスチルが鬼畜山瀬に見えて、「きっとヘリオトロープのせいであんな展開に!」とものすごく期待してたら、別にそんな展開はなかったこと位ですかねえ。いや、勝手に期待してただけなんですが。
餘部先輩
前述の通り、初回は朝峰ルートだったんですけど、そのせいであまりにも餘部先輩が気になったため、2週目は先輩ルートに行きました。いやー、彼は後にとっておくべきですね! 先輩の設定もそうですが、EDのネタバレを考えると暁兄より先にやるのは失敗だったかもなあ…という。設定知ってると他キャラルートが悲しすぎるし。
まあ設定自体の予想は、1週目終わったあたりでなんとなくできていたんですけど、お茶会を開いた理由が切なすぎます。ラストでそれが分かったときは、なんかもう切なくてうわああああ…! ってなりました。
それとは別に個別で記憶喪失中の先輩も、なんだか新鮮で良かったです。何でも知ってた先輩が、何も分からなくて主人公を頼ってくるって構図は面白かったです。
朝峰
どう考えても初回に入るのはやめておくべきキャラだよなあ。かといってラストに持ってくると、EDがEDなだけに複雑だろうし。砂浜の方は過程とその後を考えると嫌な予感しかしませんし、もう一つの方はどう解釈したらいいのか非常に悩みます。深く考えなければアリなんですけどねえ。
彼のルートはなんつーか、私のルーエンに対する信頼度が高かったせいで(あと朝峰が指輪持ってるのバレバレだったっていうのもあって)、イマイチ皐月に共感できないまま進んでいったっていうか、そんな感じでした。「なんでルーエンに言わないんだ? ルーエンはきちんと話せば聞いてくれるし、そしたら解決じゃん」とかずーっと思ってました。そうか、皐月はルーエンを信用できてなかったのね、と後から気付きましたorz ループによって徐々に精神が追い詰められていく感じとかは、非常に面白かったです。
まあ、この設定でシナリオ書くのはなかなか難しいんだろうなあと思います。ある意味隠しキャラみたいなポジションだし、これでいいのかな。
ルーエン
ルーエンは細かい言動が面白くて困るw テレビにかじりついたり、ウェディングケーキが欲しいと言ってみたり、オウム貝飼いたいとか言ったり、納豆にこだわったり、酒やらつまみやらで暁兄に操られてみたり、なんかもうお前本当に悪魔なのかよwww という。アイキャッチも無駄に面白かったですし。べったべたにツンデレだしw
とにかくルーエンの言うことに嘘はない(隠し事はするけど)し、皐月の言うことを本質的に疑うことはしない、という程度には彼を信用してプレイできてたので、朝峰ルートよりはルーエンルートの方が個人的にはしっくり来ました。でも彼のルートに入るためには朝峰に冷たくする必要があって、そうすると朝峰がすごく怖くてどうしようかと思いました。そりゃ朝峰と屋上行く約束した後で、やっぱり餘部先輩の話聞くとか、普通に考えてそれは申し訳なさすぎるんだけど、でもあれ選ばないといけないとか…厳しすぎるだろ…orz そして振動が異様にリアルでまたさらに怖いんですよね。ひいい、すみませんすみません! とか思ってました。正直あのシーンは、ゲーム中で1・2を争う程度に怖かった気がする…。
あとエンディングのまさかの展開には爆笑させてもらいました。埴輪すげーよ埴輪w
水窪
山瀬の項目でああ言いましたけど、彼も彼で別に信用する気がなかったとか、そういうわけじゃないんだろうなあと思ってます。多分、理に適ってないことを信用することができないタイプの人間なんじゃないかなあ。でも、皐月が嘘を言ってるとも思えないし、何とか信じたいけど…って葛藤するタイプ。だから、朝峰ルートでは学級閉鎖を楽しみにしてたんだろうとか。
しかし彼のルートは何よりも鈴菜が怖くて怖くて仕方なかったです。例によって鈴菜が水窪好きなのはバレバレだったので、なんかもう目の前で水窪が声掛けてくる度に、どうなることかと冷や冷やしてました。彼は山瀬ルートよりも先にプレイしたので、水窪に鈍感設定があるというのを知らなくて、さらにどぎまぎしました。気づいてるようにしか見えなかったからさらに恐ろしかったorz
なのでプレイ中は素直にのめり込むことができませんでした…TAKUYOのメガネはいつもそうだけど、キャラは非常に味があって良かったんですが。あと声が小さすぎます。ヘッドホンなのに全然聞き取れないってどないかと。
暁兄
いやー、イヅナでも思ったけど、草尾さんの優しいお兄ちゃんモードはかなり良いですねえ! 他キャラルートで皐月にアドバイスしたり、なだめたりしてる様子は非常によろしかったです。あと、ルーエンとの掛け合いもとってもおもしろかった。
個別では色々設定バレくるかなー? という予想に反して、全く何もなくてびっくりでした。まあ彼の言動からすると、そうなるだろうなーって感じですが。でもプレイヤーとしては気になるんだよー。一族の話はなくてもいいから、せめて黒くなった理由くらいは教えてほしかったです。
それから、またまた例によって途中からの展開がヘリオトロープによるものっていうのがバレバレだったので、いまいち素直にのめり込むことが(ry 頼子さんだけは、沢登のペットネタをすっかり忘れてたせいもあって全然気づかなくって、ラストであああああああ…!! ってなりました。あれは盲点だった…orz
あと、アイキャッチのあれには非常に笑わせてもらいました。やっぱりそういう設定なのね、彼。
おすすめプレイ順
暁兄→餘部先輩・山瀬、っていう順番が設定的にオススメです。あとは朝峰→ルーエンっていう順番でやった方がいいかもなあ、とか。餘部先輩はラストでもいいかもしれません。最初にやるなら水窪がおすすめです。彼は本筋に関わる設定とかはないので。
まあ、未プレイでここ見てる人ってあんまりいない気もしますが。
まとめ
面白かったです! 今回も非常に楽しませてもらいました。予想外にループがあったり、途中怖い展開になったり、鬱展開(主にバッドエンド)もあったり、もちろんお約束展開もたくさんあったりで、大好物だらけでした。あと、そこかしこにパロディネタやら南青瀬ネタやらがあって、ニヤニヤさせてもらいました。オマケのドラマは色々な意味でひどすぎて、精神削られましたがw
残念だったのは今回もデフォ名呼びがなかったことでしょうか。あれやこれやで色々な読み換えをしてくれてましたが、もうそこまでするならデフォ名呼び復活すればいいのに…と何度も思いました。確かに面倒そうではあるけど、リトルエイドでは普通にやってたのになあ。
そんな感じで、今作はホラーっぽいのとか伝奇っぽいの好きな人に、特におすすめです。といっても本格的でもないので(風味が増してる程度)、別にホラー苦手な人でも大丈夫かと思います。鬱展開はほとんどバッドだし。
そしていつものTAKUYOノリはやや薄めとはいえ、時たま不意をつかれて爆笑してしまったりする位には健在でした。やっぱりTAKUYOのゲームは性に合って良いです。ひめひび2、楽しみにしてます! ひめひびも買ったんで遊びます! でもとりあえず大作乙女ゲと発売日かぶるのは勘弁してください、せっかく面白いのに勿体ないですw
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